無職、高齢、病気の場合の債務整理

最近特に増えてきた事例は、病気の方や中高齢者・無職の方からの相談です。
特に病気、それも多いのが精神・神経疾患いわゆる「うつ病」の人が群を抜いています。

「うつ病」といえば、一般社会では「現実逃避」「甘え」「怠け病」と言われていますが、実は責任感がある真面目な人程罹患し易い病気なのです。

エリート社員や真面目で家庭もしっかり守っている主婦がある日突然「うつ状態」になってしまうのです。

しかも、一度罹患してしまうと、自分ではどうにもならない倦怠感や無力感、意欲の低下に悩まされ普通に生活することすら難しい状態に陥ってしまい、それまでの人生そのものが狂ってしまうこともままあることなのです。

「うつ状態」になると睡眠障害や情緒不安定等様々な症状が出現し、最悪の場合は自殺を考えたり、あるいは実行してみたり、という場合も少なくありません。
原因としてはストレスや生活環境の変化・積み重なった心配事であり、その中で借金問題が大きな原因になっている事もしばしばです。

病気が原因で治療費等のために借金をしている人、借金のせいで病気になってしまった人とパターンは様々ですが、原因が借金の場合は是非とも病気の快方のためにも債務整理を実行し、それからしっかりと病気の治療を行うのがベストだろうと思われます。

また年金生活を送っている高齢者の方からの相談も増えており、ワープアの方と同じように、普通に見れば小額の借金を長い間続けている方が多いのが特徴です。

特に高齢とあれば、体調の不良がいつ起きるとも限らず、その度に医療費の支払いのために借金を重ねるといったパターンが増えています。年金生活の方は入ってくる生活費に制限があります。その為以降の生活への影響をできるだけ少なくすることが大切です。

また、中高年の方の就職難は日本全体で叫ばれています。各県のハローワークでは中高年の方の採用を各企業に積極的に指導していますが、
就職率は低く、10%前後を推移しているのみです。しかも、採用されても非正規雇用が殆ど。とても安定した生活ができるとは言えません。

ですから、今借金を持っている方はその分生活費への負担が大きくなっているため、借金を整理して後、就職活動をされることをお勧めします。

これらの方については、他のタイプに比べ、すぐに債務整理をすることが必要と考えます。例え数十万円に満たない借金であっても、毎月の収入は低いので、危機的状況に陥るのは目に見えています。生活に行き詰まり、最後の手段として自ら命を絶つ方が最も多いのもこのタイプの方です。

早急に各自治体の福祉課や消費者センター等に相談し、福祉貸付金などを利用しながらしっかりと前を向いて生活されることをお勧めします。
この場合、「任意整理」や「特定調停」等がお勧めです。