シングルマザー、主婦の借金の債務整理

シングルマザーや主婦の方の最大の特徴は、社会的に非常に弱い立場であることです。特に子供を抱えている場合には様々な困難に直面することが多いでしょう。

時間に制約があることがその特徴のひとつで、正社員としての勤務が難しく、パートやアルバイトを掛け持ちし、なんとか暮らしている方も多くいらっしゃいます。

しかし、その精神的・肉体的な負担は想像を絶する物があり、体調を崩して働くことさえままならなくなってしまうケースもよく伺います。

主婦の方については、続く不景気により夫の収入が減り、やむなく借金に手を出す事例が急増しています。

この場合の特徴は、夫にその事実を伝えることができず、一人悩みを抱えてしまうケースが多々あります。それゆえ、そのストレスからアルコール依存症になったり、ギャンブル依存症になるケースも多く聞かれます。これらはシングルマザーの方にも共通する状況です。

これらの苦境から脱するには、まず、シングルマザーの方は所属する自治体(市・区役所等)の補助金等を調べ、利用できるるものは全て申請することが大切です。

この場合も、自治体の福祉課に相談すれば、様々な対策を紹介してもらえるでしょう。特に、シングルマザーの方は児童扶養手当のみを受給されている場合が多いのですが、その他にも自治体によっては母子家庭の補助金の支給、各種任意団体の子育て支援ボランティア等もありますので、積極的に調べて申請してみることが大切です。

主婦の方は、家計の再度の見直しを行い、支出部分を削るためにも家計簿をきちんと作成することが大切です。

また、家族、とくに夫には家計の内情を詳しく説明し、家族ぐるみで節約に取り組めば無駄な支出も明らかになってきますし、場合によっては借金そのものが必要ではなくなる場合も多々あります。

家族に借金していることを隠し続けても必ず破綻することですから、一人で抱え込まずに家族の協力を仰ぎましょう。それにより既に着手していた借金を返済する糸口が見える場合も多々あります。

シングルマザー・主婦いずれの場合も、上記に上げた例でも追いつかない場合は、早めの債務整理を考えることが大切です。特にシングルマザーの場合は、金融機関のブラックリストに載る期間が一番長くても10年ですから、子供の入・進学を見越して、早めにブラックリストから脱出することが先決ですので、早目早目の対策が重要です。

主婦の場合も、自身が債務整理を行っても、名義が自分であれば夫や子供にその法的効果はありません。

ですから、借金を重ねる前に家計の見直し、それでも厳しい場合は早い段階で債務整理を行うことが大切です。
いずれの場合も多様な事情があるので、消費者センター等とも連携を取り、債務整理を考えるようにしましょう。特に利用されるのは「任意整理」「自己破産」の2つになります。